温泉大辞典
− きれいな色の温泉は? −
人気・有名処の温泉地
きれいな色の温泉は?
全国のきれいな色の温泉
日本の温泉の多くは無色透明の温泉です。硫黄泉の中には乳白色の温泉などもありますが、そのほかにも全国を探すと、珍しい色の温泉はいくつもあります。
例えば、大分県別府市の観海寺温泉「いちのいで会館」は、青い色の温泉です。青い温泉は別府以外に湯布院などでもみられます。
秋田県南玉川温泉「湯宿はなやの森」では、全国的にも珍しい、みかん色の温泉が楽しめます。泉質はナトリウム硫酸塩泉、湧出後に光と空気に触れるとみかん色になります。飲泉もされており、便秘症の人に飲まれています。
岩手県の国見温泉「石塚旅館」の温泉は、鮮やかな緑色です。江戸時代から人々に親しまれており、「緑の薬湯」という別名があります。別名からも想像できる通り、独特のにおいがあり、口に含むと苦みを感じます。
伊予国風土記に「速見の湯」と記されるが、本格的な温泉地となったのは江戸時代以降のこと。明治、大正、昭和と温泉街が拡大され、別府八湯の中心となった。
由布岳を背景に田園が広がり、朝には霧に包まれる由布院盆地。豊富に湧く温泉とともに、様々な文化イベントの開催で注目を浴びる。
鮮やかなオレンジ色の湯が特徴。浴場の建物が源泉のすぐ近くにあり、湯が途中で空気に触れることなく新鮮なまま湯舟に注ぐ。
森の緑を映し込んだかのような鮮やかな緑色の湯が湧く。藻の一種を含み、光合成して緑色のにごり湯になるという。
美肌効果も高いといわれるにごり湯の温泉で体の芯から温まろう。
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日本の温泉の多くは無色透明ですが、中にはにごり湯と呼ばれる、白いお湯・・・・・・[続きはこちら]