温泉大辞典
− 硫黄泉で有名な温泉は? −
人気・有名処の温泉地
硫黄泉で有名な温泉は?
硫黄泉の有名温泉
独特の香り漂う硫黄泉は、関節症やっ譜疾患、リウマチなどに良いとされる泉質です。日本には硫黄泉が約500か所あり、特に火山の近くに多くみられます。東日本の日本海寄りの平野部や、関東の海岸地方など火山から遠く離れた平野部でも、高濃度の硫黄を含む温泉が存在します。
代表的な硫黄泉としては、群馬の草津温泉が挙げられます。草津温泉のシンボルである「湯畑」からは、高温で強酸性の硫黄泉(硫化水素型)が大量にわき出ています。
秋田県の後生掛温泉は、県内の十和田八幡平国立公園に位置し、海抜1000m以上の樹海に囲まれた静かな一軒宿の温泉地です。温泉旅館の周辺には、後生掛自然研究路という整備された遊歩道があります。あたりには、酸性硫黄泉がわき出てそのまま川になっている紺屋地獄、日本最大規模の泥火山である湯沼泥火山などがあります。
自噴泉としては日本一の湧出量で毎分3万2300リットル。源泉掛け流しの天然温泉は強力な殺菌力を持ち、地元の人々は小さいころから、その湯で傷を治してきたともいう。
「馬で来て足駄で帰る後生掛」とうたわれる東北屈指の名湯として名高い温泉地。旅館部のほか、湯治棟、浴場棟など8棟からなり、これらが重なるように建っている。
棒名山の中腹に位置し、万葉の時代から人々に親しまれてきた関東屈指の温泉地。シンボルの石段が温泉情緒を盛り上げる。
利根川上流、諏訪峡や水上峡といったすばらしい渓谷美に包まれた中に湧く歴史のある温泉。群馬県有数の温泉郷だ。
平安時代の開湯といわれ、上信越高原国立公園内に位置する温泉地。四万川上流の渓流に沿い、湯煙情緒あふれる温泉街。
温泉で傷を癒した赤城山の神(蛇)が、男体山の神を追い返したことから「追い神」の名が付いたという神話が残る。
開湯800年という歴史を誇る古湯。藩政時代には南部藩の温泉保養地として栄えた由緒あるいで湯だ。
蒼々と茂る樹海に埋もれるようにたたずむ宿は、もともと湯治場として栄え、現在もその旧態を色濃く残している。
Ph1.05の強酸性のお湯で、単一の湧出口から湧き出る温泉としては、日本一の湧出量。源泉の付近には火山活動を見ながら歩ける玉川自然研究路が整備されている。
温泉宿が9軒集まる男鹿温泉郷をはじめ、海岸沿いにはいくつかの温泉宿が点在している。なまはげ伝説の残る地で、温泉を楽しんでみよう。
美肌効果も高いといわれるにごり湯の温泉で体の芯から温まろう。
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現代の外湯とは、内湯に対して、温泉上で旅館の外に設けられた浴場を指します・・・・・・[続きはこちら]