明治元(1868)年に創業した田中屋旅館を前身とする老舗の宿。平成2年に全館を新築し、「たちばな四季亭」としてリニューアルオープンした。基本コンセプトは“ひらがなのおもてなし”。ひらがなから受ける柔らかさと優しさをもてなしの心に反映させ、宿泊客が常に温もりを感じられる宿を目指している。その象徴が全館に敷き詰められた桐の床だ。ロビーからエレベーター、各フロアの廊下もすべて桐敷き。夏は涼しく、冬は暖かい快適な空間だ。
風呂は1階にあり、大浴場から露天風呂へ続く造りは男女ともほぼ同じ。御影石を贅沢に敷き詰めた内湯は窓を大きくとった明るく開放的な仕様で、洗い場はひとりずつ仕切りされている。約60度の源泉が注ぎ口から絶え間なく流れる露天風呂は、大小の石を積んだ野趣豊かな浴槽。周囲には木々が配され、昼は木漏れ日を浴びながら、夜はしっとりとした風情に包まれて温泉が楽しめる。湯上がりにはシャーベットサービス(14~18時)もある。
料理や温泉と同様に、宿泊客が楽しみにしているのがロビーラウンジ「花水木」で毎夜21時から開催される無料のナイトライブコンサート。ピアノをメインに、プロミュージシャンがポピュラーやクラシック、ジャズ、歌謡曲など、さまざまなジャンルを演奏して楽しませてくれる。楽しいトークや曲当てクイズで盛りあがり、リクエストもOK。当日が誕生日の宿泊客には曲のプレゼントや飲み物サービスもある。
温泉街の中心に位置し、ひらがな50音図の創始者・明覚上人ゆかりの薬王院温泉寺は目の前です。女性の方には柄浴衣を着ていただき、お部屋でのお食事やラウンジでのピアノコンサートをお楽しみください。(女将の和田秀子さん)
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