温泉大辞典
− 日本三大美人の湯とは? −
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日本三大美人の湯とは?
日本三大美人の湯とは
川中温泉(群馬)、龍神温泉(和歌山)、湯の川温泉(島根)は、日本三大美人の湯として知られています。由来については明らかにされていませんが、1920年に鉄道院によって編纂された「温泉案内」の中で、「肌を白くする」という効能一覧に、この3つの温泉は含まれています。
川中温泉(群馬)の源泉名、その名も「美人の湯」。源泉温度は36度で、中性〜弱アルカリ性。泉質は炭酸水素塩泉で、無色透明です。加温してもぬるめの湯であるため、長い時間お湯に漬かっていても湯あたりしにくいと言われています。
龍神温泉(和歌山)は日高川沿いに位置する温泉卿です。1200年の歴史ある温泉で、江戸時代には紀州藩の藩湯として栄えました。泉質は二酸化炭素泉で、弱アルカリ性の温泉です。美人の湯としての効能の他、冷え性、神経痛、肩こり等に効果があるとされます。
湯の川温泉(島根)は三方を山に囲まれた閑静な地に湧く温泉です。出雲の言い伝えによると、神話の時代、大国の主命と恋に落ちた八上姫が、出雲の国に帰った命を追う旅の最中にこの温泉に立ち寄り、旅の疲れが癒えただけでなく一層美しくなったと伝えられています。温泉の泉質は炭酸水素塩泉で、弱アルカリ性です。
日本三美人の湯のひとつで、大国大神に恋した八上姫が発見したという伝説がある温泉。周辺には358本もの銅剣や6個の銅鐸などを出土した荒神谷遺跡と博物館もある。
雁ヶ沢川をさかのぼった山間にある静かな温泉地に一軒の宿がある。無色透明の柔らかい湯が特色。また、美白効果があることから「美人の湯」としても名高い。
開湯千三百余年、熊野信仰の昔から名湯として知られ、名は弘法大師が難陀龍王のお告げで湯を開いたことから付けられた。江戸時代には紀州藩の藩湯として栄え、「日本三美人の湯」としても有名。
日本で一番標高の高い温泉地は、富山県のみくりが池温泉。北アルプス・・・[続きはこちら]