温泉大辞典
− 日本で一番古い温泉宿は? −
日本一といえば
日本で一番古い温泉宿は?
日本最古の温泉宿
日本最古の温泉宿として有名なのは、甲州西山温泉の「慶雲館」。この宿は日本のみならず、世界で最も歴史の古い旅館として、ギネスワールドレコードに認定されました。
この旅館の創業は飛鳥時代の西暦705年(慶雲2年)。慶雲年間に創業したので慶雲館と名付けられました。およそ1300年の歴史の中では、武田信玄や徳川家康をはじめとする数々の戦国武将が湯を求めて訪れたとされています。1300年から使用され続けている源泉から湧出する湯量は今も豊富なままで、さらに2005年には宿のすぐ隣から、泉温52度、毎分1600リットル以上の自噴泉が新たに採掘されました。
なお、慶雲館が認められる以前のギネスワールドレコードで世界一古い温泉宿も日本にあります。石川県粟津温泉旅館「法師」で、こちらは西暦718年創業。慶雲館との差は13年ですが、こちらも歴史ある温泉地として有名です。
ブドウ畑から高温の温泉が噴出し青空温泉として誕生した。肌がすべすべになると評判が高く、田園地帯に温泉施設が点在
平成9(1997)年に誕生した温泉郷。富士山と河口湖を眺めながら、まさに日本一のその景観を目の当たりにする。
山梨3大温泉のひとつ。武田信玄が湯治に訪れたといわれ、外傷に抜群の効能は古い書物に数多くの記録が残る。
約650年前に向嶽寺の僧侶に発見された歴史ある温泉。マイルドな湯は肌にしっとりとなじむ。
開湯は約1200年前で、今では個性を競う豪勢な温泉旅館がひしめき、能登の一大温泉地となっている。
1日に7回、7色に湖水の色が変化するという柴山潟のほとりに広がる湯処。湖畔の宿から幻想的な風景を一望
開湯1300年の歴史を誇り、江戸時代は加賀藩の藩湯として栄えた由緒ある湯処。
大聖寺川の鶴仙渓に望んで旅館が並び立つ北陸随一のs湯処。湯の中で耳に響く渓流のせせらぎを堪能
温泉県問題とは、2012年10月に、大分県が「おんせん県」の名称を特許庁に申請したことに端を発する問題です・・・[続きはこちら]