温泉大辞典
− 日本で一番標高の高い温泉は? −
日本一といえば
日本で一番標高の高い温泉は?
日本で一番高いところにある温泉
日本で一番標高の高い温泉地は、富山県のみくりが池温泉。北アルプスのみくりが池湖畔にあるこの温泉は、標高2,430mの場所にあります。マイカー規制があり、車で行けるのは富山地方鉄道立山線立山駅までとなります。そこから立山ケーブルカーで7分、美女平で立山高原バス室堂行きに乗り換えて50分源泉は2,300m地点で、そこから引き湯をしています。白濁色の炭酸水素塩泉(単純硫黄泉)で、源泉の温度は50.9度と高めです。
露天風呂の標高日本一は、長野県の本沢温泉です。八ヶ岳の中腹、標高2,150mのところにあり、絶景が堪能できます。ただし、車では途中までしか行くことができず、温泉にたどり着くためには1時間以上は歩くことになります。泉質は酸性含硫黄カルシウム・硫酸塩泉で、高血圧、婦人病、神経痛などに効能があるとされます。
トロッコ電車での探勝拠点として有名な宇奈月は富山有数の規模を誇る温泉郷。宿は近代的で、おしなべて眺望も良好だ。
九殿浜、岩井戸、氷見灘浦、氷見有磯、ひみ阿尾の浦、栄和、ひみ松田江といった小さな温泉が点在。
江戸時代より湯治場としてにぎわいをみせてきた信州屈指の名湯。源泉の湯だまりで野菜を茹でたり洗ったり人々の生活に今も密着している。
昭和48(1973)年、旧国鉄のトンネル調査中に温泉が湧出。泉質はアルカリ性単純硫黄泉でPH9.7の高いアルカリ性がつるつるのお肌になると評判。
白馬八方から引いた源泉で、アルカリ度が高い。なめらかな湯は美肌効果が実感でき、神経痛のほかに筋肉痛や疲労回復、打ち身などに効能。
乳白色の湯が美肌をつくる。乗鞍岳の東側山腹、樹林に囲まれた湯川渓谷にある秘境の温泉。木造の風情ある宿が建ち並ぶ。
温泉は、断層などから温泉が自然に湧出する場合と、地下深くまで人工的に掘削(大深度堀削)・・・[続きはこちら]