温泉大辞典
− 湯治とは? −
効能について
湯治とは?
湯治って何?
温泉を休養・保養・療養の場として、日数をかけて滞在して入浴することを湯治と言います。現在も、東北などを中心に湯治の風習が根強く残っているところがあります。農閑期に体を癒すため、温泉のもつ療養効果を期待して温泉に滞在しながら健康を取り戻そうとする湯治など、その目的は様々です。湯治は、温泉によって、人が本来持っている自然治癒力を高めることが本質とされています。
岩手県花巻市の鉛温泉は、白猿が発見したことで知られる一軒家の温泉で、深い浴槽の立ち湯が有名です。
宮城県の東鳴子温泉や、秋田県の玉川温泉は、今でも療養を目的とした宿泊客でにぎわう湯治場です。こうした湯治場では、何よりも温泉の泉質や温泉地の環境保全が重視されています。
3つの高層ホテルがシンボル。温泉街には桜や松の並木が整備され、バラ園などがある。
豊沢川にせり出すようにしつらえてある岩組みの露天風呂「大沢の湯」が名物だ。宮沢賢治も愛した湯宿。
古くから賑い、東北有数の規模を誇る。白濁した硫黄泉が湯滝となって流れ落ちる湯量豊富な温泉地。
秋保と並び仙台の奥座敷として昔から親しまれてきた。仙台の市街地から1時間足らずのアクセスの良さが魅力。
田沢湖を望む高原の温泉郷。スキー場が近くペンションや山荘風の民宿が多いのが特徴。
蒼々と茂る樹海に埋もれるようにたたずむ宿は、もともと湯治場として栄え、現在もその旧態を色濃く残している。
美肌効果も高いといわれるにごり湯の温泉で体の芯から温まろう。
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かけ湯は入浴マナーの基本のキ。お風呂のお湯を汚さないための配慮です。でも、かけ湯をする理由はそれだけ・・・[続きはこちら]