仙台の奥座敷 由緒正しき名湯
仙台市中心部から西へ約20kmの山あい、名取川上流に湧く温泉。福島県の飯坂、宮城県の鳴子とともに奥州三名湯の一つ。江戸時代には仙台藩の湯浴み御殿が置かれていた由緒ある温泉で、伊達政宗も入浴したという。周辺には秋保大滝や磊々峡などの景勝地も多い。
湯煙漂う温泉街を下駄音高く散策
紅葉の名所・鳴子峡を有する鳴子温泉は、「秋保温泉」「飯坂温泉」とならび奥州三名湯として名高く、約400本もの源泉が湯煙をあげている。日本にある11種類の泉質のうち9種類も揃う屈指の名湯では、それぞれ湯色も効能も違うバラエティ豊かなお湯が楽しめる。
松の緑が美しい日本三景を訪ねる
日本三景のひとつに数えられる松島は、湾内に大小260もの島々が浮かぶ絶景スポット。島を間近で望むなら、クルージングがおすすめ。景観のほか、伊達藩ゆかりの文化財や寺院なども見られる。海岸近くに名所が集まっているので、歩いて回ることができる。