温泉大辞典
− 国民保養温泉地とは? −
温泉地について
国民保養温泉地とは?
国民保養温泉地とは?
環境省では、国民の健康増進と健全な休養を図ることを目的として、特に優れた条件を備えた温泉地を「国民保養温泉地」として指定しています。昭和29年に当時の厚生省が第1号として指定したのは、酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉、四万温泉の3か所です。
国民保養温泉地の指定条件は、「泉質が療養泉として顕著であること」「温泉の湧出量が豊富であること」「利用上適当な温度があること」「環境衛生的条件がよいこと」「まわりの景観がよいこと」「気候的に保養地として適していること」「温泉顧問医がいること(医療施設があること)」「適当な保養施設があること」「交通の便が比較的よいこと」「災害に対して安全であること」等です。
さらに、都市化の進展、高齢社会などの中で温泉の果たす役割は一層増大すると予想されることから、国民保養温泉地の中から保健的利用に適した温泉地が選定され、「国民保険温泉地」として整備されました。
その後、余暇の時間などに自然との触れ合いを求める声も高まったことから、自然の活用に適した温泉地を「ふれあいやすらぎ温泉地」として選定し、合わせて整備がすすめられています。
開湯は1300年ほど前といわれる。個性的な温泉地が集い、各温泉とも湯量が豊富。
開湯は江戸時代で、日光詣での僧侶や大名だけに利用が許されていた。明治以降、一般にも開放された。
古くから避暑地として、親しまれてきた中禅寺温泉のお湯は、日光湯元から引湯している。周辺には大迫力の華厳滝など観光スポットも多い。
渓谷に囲まれ、にぎやかな鬼怒川温泉に比べて静かで落ち着いた環境にある。古くから多くの湯治客に親しまれてきた。
美肌効果も高いといわれるにごり湯の温泉で体の芯から温まろう。
北陸へのアクセスがぐっと便利に!新しい新幹線で『魅惑の北陸』へ旅しませんか?
歴史上、日本に古くからある温泉を「日本三古湯」と呼び、愛媛県の道後温泉・・・[続きはこちら]