温泉大辞典
− 硫黄のにおいはなぜするの? −
温泉基礎知識
硫黄のにおいはなぜするの?
硫黄のニオイの素
硫黄泉の一種独特なにおいは、いかにも温泉に来たことを感じさせるもので、くつろぎを覚える人もいるのではないでしょうか?このにおいの素は、硫黄泉に含まれる硫化水素です。
硫化水素は無色の燃えやすいガスで、湧き出た直後から空気中に逃げ出します。また、循環・ろ過などの人口操作をする途中でも抜けてしまうため、浴水中にまったく存在しなくなってしまうこともあります。最近では、「硫黄泉」を泉質としてうたう温泉であっても、においがまったくしないところもあります。
高濃度の硫化水素を吸い込んでしまうと、脳の嗅覚神経が麻痺してしまい、濃度によっては数回の呼吸で意識がなくなり、場合によっては死亡してしまうこともあります。
硫化水素の毒性は強いため、入浴施設では特に喚起に最大の注意を払うことが必要で、細かい規則があります。
予算1人5,000円以内のプランがある温泉宿を口コミ評価の高い順にランキング。
予算1人5,000円〜25,000円のプランがある温泉宿を口コミ評価の高い順にランキング。
予算1人25,000円以上のプランがある温泉宿を口コミ評価の高い順にランキング。
温泉が自然湧出する際に、噴水のように勢いよく空に向かって・・・[続きはこちら]