温泉大辞典
− 源泉掛け流しとは −
温泉基礎知識
源泉掛け流しとは
源泉掛け流しとは
「源泉掛け流し」とは、湧き出たままの成分を損なわない源泉が、新鮮な状態で浴槽を満たしているものを指します。古いお湯は循環させず、排出します。
湧き出た成分を損なわないためには循環・ろ過といった方法は基本的には使えず、また湧出量も豊富でないと実現できません。そのため、源泉掛け流しにできる温泉は限られています。お湯の使い方が贅沢であり、源泉掛け流しを温泉の楽しみのポイントにしている人も。
「源泉100%であること」は重要なのですが、温泉法をクリアしている温泉であっても、実際には入浴に適した温度でない温泉も存在します。そのため、源泉掛け流しをうたう一部の温泉では、入浴に適した温度にするために、加温をする温泉もあります。
また、熱すぎる源泉を冷ます方法として、「熱交換方式」が使われていることもあります。川などからくみ上げた冷水に熱い源泉が通るパイプを通して、源泉を冷ますという方法です。加水と違って、この方法なら源泉の成分を薄めることなく温度調節できます。
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