温泉大辞典
− どんな条件だと温泉なの? −
温泉基礎知識
どんな条件だと温泉なの?
温泉の定義は?
温泉法によると、(1)温泉源から採取されるときの温度が摂氏25度以上あるか、(2)遊離二酸化炭素、リチウムイオン、ヨウ化物イオンなど、指定された18種類の成分が1成分でも規定量以上含まれているか、(3)1s中に溶け込んでいる物質の総量が1,000r以上であるか、これらのいずれかの条件を満たせば「温泉」ということになります。
「いずれかの条件を満たせば」温泉となります。なので、例えば(1)の摂氏25度以上という条件が満たせれば、法律上に挙げられた温泉成分が1成分も規定量以上でなくても温泉となります。また、湧出時の温度が25度以上でなくても、(2)の指定された18種類の成分中1成分以上が規定量以上含まれていれば、温泉と認められます。
例えば、寒の地獄温泉(大分)の温度は13〜14度ですが、リウマチ疾患などに効能がある温泉として知られています。
温泉地
冷たく澄んだ14度の冷泉につかることで有名。男女混浴で、水着を着て入る。
日本の温泉は、「温泉法」という法律できちんと定義づけされています・・・[続きはこちら]