1200年前、崖から転落して肘を折った老僧が、この地に湧き出る湯に浸かり傷を治したという話に由来する。実際に骨折や傷に特効の湯が沸き、湯治客で賑わう。春から秋には名物の朝市が立つ。
慈覚大師円仁が貞観5(863)年に発見したという開湯伝説が残る温泉地。湯は無色透明で体の芯から温まる。9軒の旅館が個別に自家源泉を持つ。
最上小国川の豊かな清流に臨む義経ロマン薫る伝説の湯。共同浴場「せみの湯」では内湯、ふかし湯、露天風呂が同時に楽しめる。ふかし湯は浴衣を持参すれば着衣のまま入れる。足湯は無料で楽しめ、温泉玉子を作れる場所もある。