約1300年前、名僧行基によって発見されたと伝えられる。傷や打ち身に効能があり、戊辰戦争時には負傷した新撰組・土方歳三がここで傷を癒したといわれている。
湯量の豊富さでも知られ、ダイナミックな渓谷美が堪能できる旅館やホテルがそろう。温泉街に入ると、芦ノ牧温泉かがやき公園がお出迎え。見晴らしのいい足湯にも浸かりたい。湯泉神社を上ったところには散策路の入口があり、木立に囲まれてここちよいひとときを過ごせる。
古くから湯治場として親しまれてきた温泉地で、素朴な風情の2軒の宿がある。静かな温泉地を見守る示現寺の入口には無料の足湯もあるので、お参りのあとに気軽に立ち寄ろう。初夏には、薄紅色の花が咲くひめさゆり群生地へも行ってみたい。