温泉大辞典
- 地獄・地獄谷とは? -
温泉専門用語
地獄・地獄谷とは?
地獄谷とは?
火山性温泉の熱源となっている火山活動が活発な場所では、水蒸気などを含む火山ガスがいたるところで白い煙を上げている噴気地帯が見られます。このような場所では地熱や火山ガスなどの影響により植物が育ちにくく、岩肌むき出しの殺伐とした景観となっています。このような地形は「地獄」や「地獄谷」と呼ばれることがあります。
このような地形は、北海道の登別温泉、群馬県の草津温泉や万座温泉、長崎県の雲仙温泉など、全国各地の複数の火山性温泉で見られます。
中でも、秋田県八幡平の後生掛温泉と玉川温泉の地獄谷では自然研究路が整備されており、地獄とそれをとりまく多様な自然を観察することができます。
後生掛地地獄では、珍しい泥火山が見られます。これは、温泉によってできた沼(湯沼)に、その下から湧出してくるガスや熱水中の成分が沈殿して沼が浅くなり、さらに沈殿物によって圧縮されたガスや熱水が間欠的に沈殿物を吹き飛ばしながら湧出するため、噴き出た沈殿物が山のように積もってできるものです。
硫黄泉など多種類の泉質に恵まれており、地獄谷では湯煙がもうもうと吹き上がるのを見ることができる。
自噴泉としては日本一の湧出量で毎分3万2300リットル。源泉掛け流しの天然温泉は強力な殺菌力を持つ。
昔から地元の人が親しんでいる古湯、外国人が利用していた新湯、少し離れた小地獄からなる。
豊かな森に育まれた効能あらたかな灰濁湯。「馬で来て足駄で帰る後生掛」とうたわれる東北屈指の名湯として名高い。
八幡平山頂から秋田県側へ下り、田沢湖へ向かう途中にある東北屈指の名湯。1ヶ所の源泉としては日本最大の湧出量を誇る。
伽藍岳中腹の塚原地獄が泉源で、およそ900年前に源為朝が発見したと伝わる。薄い黄緑色の湯は皮膚病に効くとの評判。
美肌効果も高いといわれるにごり湯の温泉で体の芯から温まろう。
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