温泉大辞典
− 温泉卵とは?また、有名なのは?半熟卵との違いは? −
温泉地に関わる食やお土産など
温泉卵とは?また、有名なのは?半熟卵との違いは?
温泉卵ができるワケ
温泉旅の「食べる楽しみ」の一つと言えば、とろりとした白身と半熟の黄身が絶品な、温泉卵。
半熟卵と似ているように思われますが、半熟卵は沸騰したお湯か、水に卵を入れた状態で沸騰させて作り、白身が固く、黄身がとろりとします。温泉卵は、65℃〜68℃のお湯で30分程度ゆでて作り、黄身よりも白身の方がとろりとしています。
卵の黄身はおよそ70℃、白身は80℃で固まります。この、黄身と白身の固まる温度の違いを利用して温泉卵は作られます。
温泉卵の有名なところを挙げると、飯坂温泉(福島)の「ラジウム温泉卵」、箱根大涌谷(神奈川)の「黒たまご」、湯村温泉(兵庫)の「荒湯たまご」、別府温泉(大分)の「地獄ゆでたまご」、野沢温泉(長野)の「温泉たまご」などがあります。
日本武尊の時代に開湯され宮城の秋保、鳴子と共に奥州三名湯のひとつに数えられる。摺上川沿いに老舗旅館や大型ホテルが並ぶ。共同浴場の中でも、レトロな湯小屋を再現した鯖湖湯は風情がある。
箱根火山最後の爆発の跡で、豪快に噴き出る水蒸気や白煙、硫黄臭が立ち込めており、その景観は訪れた者を圧倒する。火山性蒸気と自然湧泉を利用した道成温泉。仙石原や強羅方面に引湯している。
98度の熱泉が湧き出る「荒湯」を中心に、春来川に沿って温泉街が発展。嘉祥元(848)年、慈覚大師が発見したと伝わる温泉で、夜は川沿いがライトアップされ、風雅な旅情も楽しめる。
江戸時代より湯治場としてにぎわいをみせてきた信州屈指の名湯で、源泉の湯だまりで野菜を茹でたり洗ったり人々の生活に今も密着している。温泉情緒満点のスキーリゾートとしても知られる。
伊予国風土記に「速見の湯」と記されるが、本格的な温泉地となったのは江戸時代以降のこと。明治、大正、昭和と温泉街が拡大され、別府八湯の中心となった。
温泉饅頭自体は、実は普通の蒸し饅頭(薄皮饅頭)・・・[続きはこちら]