温泉大辞典
− 温泉饅頭の定義?有名なのは? −
温泉地に関わる食やお土産など
温泉饅頭の定義?有名なのは?
温泉饅頭の謎
温泉饅頭自体は、実は普通の蒸し饅頭(薄皮饅頭)です。
温泉饅頭の名前の由来は2つあります。1つは、「温泉の蒸気で饅頭を蒸したから」というもの。もう1つは、「単に温泉で売られているから」というものです。
温泉饅頭で有名な温泉としては、草津温泉(群馬)が挙げられます。湯畑、西の河原通り、国道沿いと、たくさんのお店があります。
そのほか、伊香保温泉(群馬)の「湯の花まんじゅう」も有名です。湯の花まんじゅうは明治43年に勝月堂の初代・半田勝三さんが、伊香保温泉独特の湯の花と同じ色の饅頭としてつくりました。その後、伊香保の他のお店でも湯の花まんじゅうを作り出し、全国的にも有名になっていきました。湯の花まんじゅうは近代の温泉饅頭のルーツと言われています。
自噴泉としては日本一の湧出量で毎分3万2300リットル。源泉掛け流しの天然温泉は強力な殺菌力を持ち、地元の人々は小さいころから、その湯で傷を治してきたともいう。
棒名山の中腹に位置し、万葉の時代から人々に親しまれてきた関東屈指の温泉地。シンボルである石段街の途中には、与謝野晶子の「伊香保の街」が刻まれており、温泉情緒をいっそう盛り上げる。
温泉地で名物とされる食べ物は、温泉卵や温泉饅頭だけではありません。温泉を・・・[続きはこちら]