古くは江戸時代より、湯治客や秩父三十四箇所霊場を回る巡礼者でにぎわいを見せたこの土地には、さまざまな温泉がある。宿が点在し、静かにくつろげる素朴な温泉を楽しめる。
「秩父七湯」の一つにも数えられている古湯。日本最古の貨幣「和同開珎」の銅が採掘された場所であり、武田信玄公の時代に本格的に開湯され、「薬師の湯」としても古い歴史を有している。
新木鉱泉は秩父七湯の一つとしても知られる古湯。お湯はなめらかな肌ざわりから「卵水」ともよばれる。効能は神経痛、リウマチ、冷え性、外傷、アトピーなどといわれる。