『出雲国風土記』にも登場、平安時代には清少納言が『枕草子』で名湯とたたえた。古代、特産のメノウで勾玉を作る玉作部の里だったことが名の由来。温泉街の中央を宍道湖に注ぐ玉湯川が流れる。
松江市街地の一角、宍道湖畔に湧く。開湯は昭和47(1972)年、和風旅館の風情ある近代的な宿が大半で、客室などから湖が眺められるものが多い。食卓には宍道湖の幸と日本海の幸が並ぶ。
雄大な日本海の大パノラマを一望できるロケーションにある。景色が美しい美保湾に面して湧き、湯は無色透明で、やわらかな肌ざわりがよろこばれている。水木しげるロード、両参りの美保神社へのアクセスも良い。
水の都・松江と姫神の湯でくつろぐ
山陰を代表する「玉造温泉」は、『出雲風土記』にも記された出雲の名湯。平安時代には「枕草子」にも登場するほどの評判だった。水の都・松江は、情緒溢れる城下町として人気。松江城や宍道湖の夕日、遊覧船など、見どころ遊びどころが豊富に揃う。