温泉大辞典
− 森の緑が楽しめる温泉宿は? −
温泉宿について
森の緑が楽しめる温泉宿は?
森の緑が楽しめる温泉宿
温泉が健康にもたらす効果は、温泉の泉質によるものばかりではありません。日本の温泉は、緑に囲まれた地にある場合も多く、大自然の中で温泉を楽しむことで、森の木々から発せられるフィトンチッドという香りの物質を浴びることもでき、森林浴の効果も得られます。
遠刈田温泉(宮城)にある山荘「だいこんの花」は、蔵王連峰の中腹に位置し、森の木々を分け入るように作られています。大自然の真ん中で温泉に浸かっていると、リスなどの野生動物に出会えることも。
同じく宮城県にある、東鳴子温泉の「旅館大沼」にある貸切露天風呂・母里の湯は、宿から少し離れた山中にあります。森の緑に囲まれて、木漏れ日を感じながら温泉を楽しむことが出来ます。
黒川温泉(熊本)の「旅館山河」は、温泉街から少し離れた雑木林の中にある宿です。古民家風の建物と内湯と露天風呂で2つの異なる泉質を楽しめることが特徴です。女性専用の露天風呂「四季の湯」に入っていると、静かな森にかすかに響く渓流のせせらぎや小鳥の声が聞こえてきます。
露天風呂からながめる四季折々の風景と、効能豊かな2つの泉質が自慢の一軒宿、温泉を楽しんだ後は地元食材を使った旬の会席料理をご堪能下さい。
源泉掛け流しの庭園貸切風呂など8つの個性的なお風呂が楽しめ、その内6つは貸切OK!女性の一人旅でも安心してご利用いただけます。
宮城蔵王 遠刈田温泉 一万坪の自然林に4つの貸切露天風呂と18室の離れが点在。
蔵王連峰東麓の標高330mの松川河畔に湧く。400年前の開湯といわれ、足腰の痛みによく効くといわれる。温泉街には、みやげ店やこけし工房が軒を連ね、浴衣姿の客が闊歩する姿が見られる。
安永年間に仙台藩の御殿湯が設けられたことで知られる。現在も中小規模の旅館が並び、昔ながらののどかな温泉地を形成している。湯治の設備が整う宿も多く、温泉保養に最適だ。
筑後川の源流、田の原川沿いに湧く湯の里。自然に溶け込むように和風旅館が建ち並び、温泉街にしっとりとした情緒が漂う。各宿が、それぞれ趣の異なる個性的な露天風呂を持ち、泉源も異なる。
環境省から出されている「平成22年度における温泉利用状況(都道府県別)」によると・・・[続きはこちら]