平安時代は貴族の別荘地として“京の風雅”を支えた屈指の名所に湧く。平成16(2004)年に新源泉のボーリングに成功し、現在は5軒の宿が温泉の楽しみを提供しつつ、新たな歴史を歩んでいる。
温泉の少ない京都市内にありながら、敷地内に2本の自家源泉をもち、それぞれを単独使用するぜいたくさが魅力。豊富な湯量を生かし、水風呂やシャワーまでが温泉。
源泉地は有栖川の日帰り入浴施設「さがの温泉 天山の湯」。豊富な湯量を生かし、同経営の「貴船温泉 水源の森 天山之湯」に配湯している。さがの温泉 天山の湯では鉄分を取り除いた銀泉、貴船温泉 水源の森 天山之湯は源泉そのままの赤湯を使用。