昭和25(1950)年の開湯時に、当時の町長がその価値の高さを白金(プラチナ)になぞらえて名付けた温泉。上品な外観の宿が建ち並ぶ温泉だ。
標高1280mに湧く、道内最高所の温泉。露天風呂では十勝連峰の雄大なパノラマを見ながら湯浴みが楽しめる。夏場は登山客、秋は紅葉見物の観光客が多く訪れる。
十勝岳高原に所在し、宿は温泉保養センターが1軒ある。相部屋、自炊が原則なので万人向けではないが、露天風呂、ジャグジー、寝湯など入浴設備が充実しているのが魅力。
大地の広がりに広大な北海道を見る
どこまでも続く丘、どこまでも真っ直ぐにのびる道、連なる峰を見せる山。富良野・十勝一帯は、道内でもとびきり北海道の大きさを感じさせてくれるエリアだ。その大地の恵みがお腹と心を満たし、巡る温泉の名湯が身を日常の呪縛から解き放ってくれる。