創業は大正8年。宿の内外に懐かしい雰囲気を呼び起こすものがあり、戸倉上山田温泉で「ホテル」といえばこの宿を指すという。玄関前のツツジやザクロといった花木を交えた植え込みは和風で、その後ろに建つ宴会場やコンベンションルームのある棟は、縦長で小さめの窓が並び、どことなく洋風も感じさせてレトロな雰囲気。館内には古い木造の本棚やオルガンがあったりして、和と洋が調和する大正時代の雰囲気が息づいている。
女性には部屋着とは別におしゃれ浴衣を無料で貸し出し。フロント近くの浴衣を置いたワゴンから自由に選べる。色や柄は30種類ほど用意されているのでお好みを探してみたい。1階の女性用露天風呂は、季節によって湯にバラの花を浮かせたバラ風呂となり、その横にはログハウス風のリラクゼーションルームがある。中に籐椅子やテーブルが置かれ、麦茶やアップルティーなど日替わりの飲み物つき。冬でも寒さ知らずだ。
上山田ホテルが持つ温泉の供給量は毎分192リットルで、戸倉上山田温泉の中で有数の湯量。だからこそ広い大浴場のほか、露天風呂や貸切風呂、足湯までそろえられる。写真の男湯大浴場「延命の湯」は6階にある展望浴場で、窓からは温泉街のほか、温泉街西側の山上にある荒砥城跡の櫓や、善光寺別院の建物も見える。また写真の奥の壁際に湯口があり、飲泉が可能。飲用すると糖尿病などにいい。浴槽の湯は掛け流し。同じ浴室内にサウナもある。
館内に大正時代のオルガンが置かれ、ステンドグラスがはめ込まれていたりしています。宿全体のクラシックな雰囲気を楽しんで下さい。そして湯量たっぷりで、やわらかな温泉でおくろぎください。(若女将の若林美子さん)
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