戸倉上山田・別所・鹿教湯温泉（長野県）

チェックイン前を楽しむ

戸倉上山田温泉一望の景勝

400年ぶりに再現された荒砥城跡は大河ドラマ「風林火山」のロケ地

戸倉上山田温泉の西にある荒砥城跡は、城山の中腹に位置する山城。戦国時代に武田信玄の信濃進出に抵抗した村上氏一族の城で、武田側と敵対する上杉側とで争奪戦が繰り広げられた。廃城となったあと長く放置されていたが、平成7年にいくつかの郭をつくり、城山史跡公園として復活した。

城主の館、本郭、二の郭などがあり、二の郭には見張り台の櫓が建てられている。最高所の展望台や櫓からは、戸倉上山田温泉を眼下に、ゆったり流れる千曲川沿いに北方の善光寺平や南方の上田市方面を望むことができる。二の郭にある兵舎の中は展示室や映像室になっていて、荒砥城の歴史を紹介するパネルやジオラマ、城の周辺からの出土品があり、城の構造を解説する映像などを見ることができる。

荒砥城跡

電話番号:026-275-6653(城山史跡公園管理棟)
営業時間:9時～16時30分
定休日:無休
入場料:一般300円、中学生以下無料
アクセス:しなの鉄道戸倉駅からタクシー15分
駐車場:20台(無料)
住所:長野県千曲市大字上山田3509-1

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編集部チェック！

二の郭にある映像室では荒砥城の解説とともに、戸倉上山田温泉の紹介や周辺観光地の案内も映像で教えてくれる。田毎の月で知られる姨捨の棚田や古墳時代の遺跡などが紹介されているので、上山田温泉を起点にした旅の参考に利用したい。

鮎の甘露煮島屋は昔ながらの手作り製法を守る

千曲川の川魚を使った甘露煮作りがはじまりで、現在の主人が3代目。「焼鮎の甘露煮」は焼いた鮎を水、しょう油、ざらめだけで長い時間煮こんで作る。はじめに焼くのは、それによって川魚の臭みをよい香りに変えるためだ。4～5匹入った袋入りが1,050円。
ほかに「焼はやの甘露煮」1,050円～、鮎の卵が入った「鮎うるか・黒箱」2,100円など。魚の形が崩れた煮崩れ品もあり、味は一般製品と同じで値段が安くてお得。

鮎の甘露煮島屋

電話番号:026-275-1178
営業時間:8～17時
定休日:不定休
アクセス:しなの鉄道戸倉駅から徒歩10分
駐車場:4台(無料)
住所:長野県千曲市上山田温泉1-3-14

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酒造コレクションの蔵で酒造りと町の歴史を見る

日本酒醸造業の坂井名醸が造った酒造りと坂井家の博物館。展示場である酒蔵は、江戸時代の宝暦年間から昭和にかけて建てられたもの。酒造りに使われていた道具や坂井家で使われていた家具・調度類が展示され、坂井家のある旧北国街道下戸倉宿の歴史も紹介している。

また坂井家ゆかりの俳人である加舎白雄や宮本虎杖、昭和初期に戸倉温泉を訪れた竹久夢二の手紙や作品も展示する。売店もあり、坂井名醸の酒の試飲・購入ができる。

酒造コレクション

電話番号:026-275-2923
営業時間:9～17時
定休日:無休
入館料:大人315円、小・中学生157円
アクセス:しなの鉄道戸倉駅から徒歩3分
駐車場:30台(無料)
住所:長野県千曲市大字戸倉1855-1

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珍種も多い信州夢ばらの里世界のバラが一年中見られる

四季を通じてさまざまなバラが見られる。観賞温室は4棟あり、ざっと2万株のバラが年間30万輪ほどの花をつける。シャネル系の香りが高いダブルデライト、紫色の花をつけるブルームーンなど、珍しい花がいろいろ。なかには新種で名前を募集中のバラもある。

またブルーベリー、巨峰、いちごなど、1～10月まで何らかの果物狩りもできる。みやげはこのバラ園で無農薬栽培したバラの花びらを原料にしたジャム「ばらの花」600円など。

信州夢ばらの里