「川湯」という名の通り、湯だまりからあふれ出た温泉が川となって温泉街を流れ、一帯に湯煙と硫黄臭を振りまいている。多数の宿と土産店が軒を連ねる温泉街は常に賑わう。
住所 | 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉 |
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交通 | JR釧網本線川湯温泉駅から阿寒バス大鵬相撲記念館前行きで10分、終点下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 摩周湖観光協会 |
お湯の泉質 | 硫黄泉(単純硫黄泉ほか) |
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源泉の数 | 25 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できます(酸味) |
源泉のpH値 | 1.8酸性 |
源泉の温度 | 35~65度 |
大地の広がりに広大な北海道を見る
どこまでも続く丘、どこまでも真っ直ぐにのびる道、連なる峰を見せる山。富良野・十勝一帯は、道内でもとびきり北海道の大きさを感じさせてくれるエリアだ。その大地の恵みがお腹と心を満たし、巡る温泉の名湯が身を日常の呪縛から解き放ってくれる。
川湯温泉駅からは少々離れていますが、温泉街へは歩いて行くことにしました。駅を出るとすぐに、道は林の中に入ります。しばらく行くと、左手に硫黄?がブスブスと煮立っているような、はげ山のような一画が見えてきます。そこを右へカーブすると、ゆるやかな下り坂となり、林の中のほぼ一直線に延びる道の向こうに、明るい光を放つ温泉街が見えてきます。暗がりの林の中をひたすら歩いてきただけに、非常に賑やかに見えました。 この日は、温泉街のライダーハウスに宿泊。ライダーハウス併設の「食堂」で親子丼を食べ、宿で居合わせた泊り客数人で、温泉街の立ち寄り湯に出かけました。硫黄の香りが立ち込めるあたりは、やはり「温泉」なのですが、施設自体は街の普通の銭湯のようです。全般的には、北海道の「オーソドックスな温泉街」といった感じですが、ライダーハウスの相部屋で居合わせた見知らぬ同宿人と大宴会?になり、旅の話で大いに盛り上がったせいか、なぜかこの温泉街は印象に残っています。