定山渓温泉（北海道）

チェックイン前を楽しむ

北の都・開拓の歴史を知る

クラーク像の向こうに街並みが見えるさっぽろ羊ケ丘展望台

「少年よ大志を抱け！」という有名な言葉を残したウイリアム・S・クラーク博士は、北海道開拓の歴史を語る上で欠かせない人物。生誕150年を記念して、1976年（昭和51年）に建てられたクラーク博士像の向こうには、広大な牧草地に放されている羊の群れ、ポプラ並木、札幌ドームや札幌の街並みが見える。緑溢れる180度大パノラマの展望台には、クラーク博士像を中心にさまざまなモニュメントや建物も点在している。

札幌グランドホテル直営のレストハウスでは、ラム肉ジンギスカンがおすすめ。壮大な景色を眺めながら食べるジンギスカンの味は格別だ。さっぽろ雪まつりのすべてがわかるのが「さっぽろ雪まつり資料館」。1950年（昭和25年）に始まった雪まつりのビデオ放映や、設計段階の雪像のミニチュア模型が並ぶ。札幌の歴史を学べる随一の観光名所だ。

さっぽろ羊ケ丘展望台

電話: 011-851-3080
営業時間:5月1日～6月30日は8時30分～18時／7月1日～9月30日は8時30分～19時／10月1日～4月30日/9時～17時
定休日:無休
入場料:大人500円、小中学生300円
アクセス:JR札幌駅から車で30分
駐車場: あり 150台（無料）
住所:北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地

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編集部チェック！

売店のあるオーストラリア館で、「大志の誓い」用紙を購入（100円）し、自分の夢や希望を書いて、クラーク博士像の台座のポストに投函。そして、駐車場前にある、またの名を大志の鐘と呼ばれる「旅立ちの鐘」を願いをこめて鳴らせば、夢や希望がかなうかもしれない。クラーク博士の開拓の精神にあやかり、自分の夢や希望もかなえたいものだ。投函した用紙は永久保存される。

街中の緑のオアシス北大植物園

ビルが立ち並ぶ街の中心部にある緑のオアシス・北海道大学植物園。園内に入ると、そこは別世界のよう。かつての原生林の面影を残すハルニレの巨木、市の花でもある最古のライラック、耳を澄ませば野鳥の声も聞こえてくる。そのひとつひとつが札幌の原始の姿を今に伝えている。ここはそんな貴重な植物園だ。博物館や北方民族資料館では北海道の開拓、先住民族の生活文化について学べる。

北海道大学植物園

電話: 011-221-0066
営業時間: 4月29日～9月30日/9時～16時30分・ 10月1日～11月3日/9時～16時（入園は30分前まで）
定休日:期間中の月曜（祝日の場合は翌日）11月4日～4月28日
入場料:高校生以上400円、小中学生280円
アクセス: JR札幌駅、市営地下鉄さっぽろ駅・大通駅から徒歩10分
駐車場:なし
住所:北海道札幌市中央区北3条西8丁目

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ビール工場を再生したサッポロファクトリー

日本人初の本格ビール工場「開拓使麦酒醸造所」の跡地を利用した大型商業複合施設。ショッピング・アミューズメント・レストラン・ホテルなど約160ものショップと施設が集まっている。高さ39メートルもあるガラスドームのアトリウムは、太陽の光を取り込み開放感たっぷり。イベントの開催もあり、多くの人でにぎわう。ここでしか手に入らない商品、国内唯一のショップなどもあり、観光客にも注目される観光スポットだ。

サッポロファクトリー

電話: 011-207-5000
営業時間: ショップ/10時～20時、レストラン/11時～22時※一部営業時間異なる店舗あり
定休日: 店舗により異なる
アクセス: 東西線「バスセンター前」駅下車徒歩3分
駐車場:あり（1時間まで無料以後30分ごとに100円）
住所:北海道札幌市中央区北2条東4丁目

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真っ黒スープでおなじみラーメンの爐

以前は北大の近くに店があって、学生が爐のラーメンを食べるために通った道が「爐回廊」と呼ばれるほど、北大の学生や教授に絶大な人気を得ていた。今では「真っ黒なスープ」のラーメンとして有名だ。黒い理由は無精製ラードを強火で焼くから。時間がたつと脂が膜を張るのに、味わいは決してくどくない。道産のイカ、つぶ貝、ほたて、あさりのエキスのせいでヘルシーに感じるほど。スペシャルらーめんは1050円。

爐