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最終更新日:02月19日
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島崎藤村や志賀直哉、司馬遼太郎はじめ多くの文人墨客に愛された、文学の香り高い伝統の温泉街。大谿川の両岸に旅館やみやげ物屋が軒を連ね、温泉情緒を盛り上げている。
遠く神代にさかのぼるいわれをもち「天下一の霊泉」として名高い湯処。奈良時代に行基が温泉による病気治癒を始め、鎌倉時代には禅僧仁西が現代に引き継がれる12の坊をつくった。
牟婁の湯として『日本書紀』にも登場。有馬、伊予(道後)と並び、日本三古湯と称される湯処だ。太平洋に面し、リゾートムードにあふれ、国内有数のレジャー温泉地としてにぎわっている。
98度の熱泉が湧き出る「荒湯」を中心に、春来川に沿って温泉街が発展。嘉祥元(848)年、慈覚大師が発見したと伝わる温泉で、夜は川沿いがライトアップされ、風雅な旅情も楽しめる。
リアス式海岸に奇岩、岩礁が点在し、紀の松島と呼ばれる景勝地を形成。いたる所で湯が湧き、多くの宿が自家泉源をもつ。岬や島へ船で渡るのも勝浦ならではだ。