古くから湯治場として親しまれてきた温泉地で、素朴な風情の2軒の宿がある。静かな温泉地を見守る示現寺の入口には無料の足湯もあるので、お参りのあとに気軽に立ち寄ろう。初夏には、薄紅色の花が咲くひめさゆり群生地へも行ってみたい。
住所 | 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩熱塩甲795 |
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交通 | JR磐越西線喜多方駅からタクシーで20分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 熱塩温泉旅館協同組合 |
お湯の泉質 | 塩化物泉(塩化物泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません(塩味) |
源泉のpH値 | 6.5中性 |
源泉の温度 | 63.6度 |
磐越西線喜多方駅から昔、日中線と言うローカル線が出ておりました。 その終点・熱塩(あつしお)駅から徒歩6分程にございますのが熱塩温泉でございます。 宿は幾つもございませんが、混浴の共同浴場もございます。 鉄道マニアと言うりも「旅師」と呼ばれた人達が、朝の列車で着いてのんびりと過ごし、夕方の最終列車で帰って行く・・・そんな事を聞いて出掛けたのですが、豪雪で有名な会津でもこの熱塩・日中地区は雪が多く、そんな雪道をひなびた・・・と言うよりも「しなびた」温泉街を歩きまして・・・ 小一時間、強塩性の温泉に漬かり「塩漬け」になりまして・・・ところが夜になりましても湯冷めしません! 現在では喜多方駅からバスが出て、本数も増えて便利になりました。 どの季節でも「裏切らない」会津ですが、やはり雪の降り始めた頃が一番「会津らしさ」を味わえます。 ちなみに・・・旧熱塩駅は現在も記念館として保存されております。 喜多方と言えば蔵とラーメンで有名ですが、それと共に是非「御賞味」頂きたい「会津」の隠れた「名品」です。