別府市郊外の自然の中に湧く。寛平7(895)年に醍醐天皇、寛徳元(1044)年に後冷泉天皇が療養湯治したと伝わる。山間のひなびたムードの湯処。
住所 | 大分県別府市野田 |
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交通 | JR日豊本線亀川駅からタクシーで8分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 別府市観光協会(土・日曜、祝日は0977-24-2838) |
お湯の泉質 | 単純温泉(単純温泉ほか) |
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源泉の数 | -- |
お湯の色 | 黄褐色(微弱黄褐色) |
お湯のにおい | 無臭(ほぼ無臭) |
源泉の飲泉 | できません(施設により異なる、無味) |
源泉のpH値 | 中性 |
源泉の温度 | 53.5度ほか |
柴石温泉は山あいの柴石川沿いにあり、平成9年にリニューアルオープン。明礬(みょうばん)へとつながる森林遊歩道もあり、散策後の温泉に最適なのでは。第一駐車場かつての温泉場の名残のむし湯後があり歴史を感じさせる。第一駐車場上の柴石温泉の暖簾をくぐると、受付けが正面にあり、ここで入浴料210円「(期限なしで3湯入れて500円)を購入、柴石210円・堀田210円・芝居の湯260円、以前は(コミュニティセンターの湯)などと呼ばれていたそうです」を払う。湯船は二つあり、普通湯とあつ湯とに分かれている。普通湯は42℃位か気持ちの良い感じだが、あつ湯は45℃はありそうでなかなか入れるかと、しかし、蒸湯の後は入れた。蒸湯に入り、露天で汗を流しながら、地元の人と会話をすれば、情報を教えてくれる。ここ柴石温泉には三つの源泉があり、湯はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 70℃、単純温泉61℃、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉52.6℃の混合湯となっているらしい。若干濁りがあるようだがほぼ無色透明の湯はリラックスできる感じだ。柴石温泉には、普通湯、あつ湯、露天風呂、むし湯の他に、家族風呂、滝湯がある。滝湯(使用不可)は古くからのもので3本の打たせがあるのだが、柴石川の横にひっそりとあるので気付かない方もいるかも知れない。 写真左上 手前:普通湯・左下:家族湯・中上:全景(川のほとりが滝湯)・中下:料金を払う・右上:蒸湯小屋・ 右下:蒸湯小屋と露天風呂