出羽街道の要路として古くから賑い、東北有数の規模を誇る。白濁した硫黄泉が湯滝となって流れ落ちる、湯量豊富な温泉地だ。JR鳴子温泉駅では内湯めぐりができる「湯めぐりチケット」を発行。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉湯元 |
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交通 | JR陸羽東線鳴子温泉駅からすぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 鳴子観光・旅館案内センター |
お湯の泉質 | その他(硫黄泉、硫酸塩泉、塩化物泉ほか) |
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源泉の数 | 163 |
お湯の色 | 無色透明白濁色 |
お湯のにおい | (硫黄臭ほか) |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 7.5中性 |
源泉の温度 | 60~85度 |
湯煙漂う温泉街を下駄音高く散策
紅葉の名所・鳴子峡を有する鳴子温泉は、「秋保温泉」「飯坂温泉」とならび奥州三名湯として名高く、約400本もの源泉が湯煙をあげている。日本にある11種類の泉質のうち9種類も揃う屈指の名湯では、それぞれ湯色も効能も違うバラエティ豊かなお湯が楽しめる。
鳴子峡観光に立ち寄りました。さすが温泉の名所ですね。緩やかな斜面にホテルや旅館が立ち並んでいる鳴子温泉街は、散策をしていて「温泉街に来た」という情緒が味わえて、いいですね。漆器やこけしを扱うおみやげ物屋さんがあったりして、ひやかすだけでも楽しいですね。鳴子名物・深瀬の栗だんごも美味しかったです。醤油味のタレをからませながらいただくお団子のなかには、栗がゴロンと入っていました。 日帰り施設や日帰り利用のできるお宿が多いので、ついつい3カ所もお湯を渡り歩いてしまい、お風呂に入って、ちょっと疲れてしまいました。 鳴子観光ホテルのお風呂は、とにかくゆったり。女風呂「静香の湯」は、温度も高くなくてゆっくり入れました。硫黄のにおいもいいですね。露天風呂は小さめで柵があるので景色を楽しむ感じではありません。男湯「源蔵の湯」は、100人が1度に入れる大きな内風呂で、主人はノンビリできてよかったそうですよ。 ぬるぬるのうなぎ湯の老舗「ゆさや旅館」もいいですね。「もう一軒ハシゴをしてしまおう」と勢いで立ち寄った「鳴子温泉」は、実は私が一番行きたかった温泉。日によって温泉の色が変わるそうなんです。内湯は男女入れ替わるそうで、私達が行った日は女性が「玉の湯」で、お湯は白濁した色をしていました。内風呂が広くて、けっこう人が入っていたのですが、あまり気になりませんでした。温泉の寝湯にも入ったのですが気持ちよかったです。露天は、あまり露天っぽくなかったけど、全体的にとても満足しています。