大正11(1922)年に台温泉から引湯したのが始まりだが、現在では源泉を持っている。温泉街には桜や松の並木が整備され、バラ園などがある。
住所 | 岩手県花巻市湯本 |
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交通 | JR東北本線花巻駅から岩手県交通花巻温泉・台温泉行きバスで20分、花巻温泉下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ |
お湯の泉質 | -- |
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源泉の数 | -- |
お湯の色 | -- |
お湯のにおい | -- |
源泉の飲泉 | -- |
源泉のpH値 | -- |
源泉の温度 | -- |
岩手山南方にある名湯ぞろいの3温泉
大正12年に開発された花巻温泉は当初リゾート地「東北の宝塚」をめざしたという。整然と旅館が並び、バラの公園がある。つなぎ温泉と鶯宿温泉は、開湯が古い。つなぎは御所湖と岩手山が見える開けた展望地で、鶯宿は自炊宿から近代設備の旅館まで約25軒が鶯宿川沿いに並ぶ。
主人が独身の頃、会社の旅行で来たことがあるという花巻温泉郷に立ち寄りました。岩手県では1、2の大きな温泉街だそうです。温泉街を囲むように新緑が豊か。遊歩道が整備されていて、散策もとても楽しいところです。私たちもお風呂上りに、宿のまわりを夕涼みをしながら散策しました。バラ園や桜並木があるので、バラや桜の咲く季節に訪れると、一層きれいな町並みなのでしょう。 今回は、花巻温泉唯一の割烹旅館「廣美亭(ひろみてい)」に宿をとりました。花巻温泉入口の少し手前にあるこじんまりとした旅館で、食事がとても美味しかったです。お風呂はうち湯だけですが、蔵をイメージした「羽山の湯」と「剣の湯」があり、時間で男女入れ替えになっています。「羽山の湯」にはミストサウナも。家庭とはまた違った、広い風呂にゆっくり浸かると、日頃の疲れもとれますね。 もう一件、日帰り入浴で利用したお宿が「ホテル紅葉館」。男女別の露天風呂がとにかく広くて、なんでも花巻温泉街では一番広い露天風呂なのだとか。湯船には、木で作られた大きな傘をイメージする屋根が付けられていて、ほんと風情満点です。お湯は無色透明で、サラッとした肌触りでした。手足を思いっきり伸ばしてゆっくりと入っていたら、長く入りすぎて少々のぼせてしまいました。 ちょうど私たちが訪れた時は、朝、特産物を扱った朝市が開催されていました。野菜や果物などが並び、冷やかして通るのも楽しいです。朝の散歩のつもりで出かけたのですが、活気があって、ついつい果物を買ってしまいました。9月下旬~10月中旬頃にやっているそうです。