箱根七湯といわれた江戸時代よりにぎわい、豪商なども多く逗留。明治期に外国人客が訪れ、洋風の旅館などが建ち並ぶようになった。今でもその雰囲気が残り、ノスタルジックな異国情緒に浸れる。
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下 |
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交通 | 箱根登山電車宮ノ下駅から徒歩5分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 箱根町総合観光案内所 |
お湯の泉質 | その他(アルカリ性単純温泉、ナトリウム-塩化物泉ほか) |
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源泉の数 | 21 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 情報なし |
源泉の温度 | 24~96度 |
観て・浴びて・美味して休日三昧
人気の高いホテルが顔を揃える宮ノ下温泉はじめ、別荘地の面影漂う強羅、スパリゾートとして発展した小涌谷、オシャレなショップや美術館が目白押しの仙石原、富士山を望む眺望が見事な芦ノ湖まで、箱根温泉郷はエリアも広いが多種多様な魅力がいっぱい。年間を通して客足の絶えない一大観光スポットだ。
宮ノ下の温泉ホテルといえば世界のVIP御用達の「富士屋ホテル」があまりに 有名! バブリィーな時代に何度か利用させてもらった(笑)。和洋中(!?)折衷だけど 落ち着いた建物と館内、明治時代からの宿帳に感激したり、クラシックな室内の温泉 プールなどホテル内でかなり楽しめる。今は宿泊者向けにホテル内ツアーを無料で やってくれるらしいので今度泊まるときはぜひ参加したい。室料はリーズナブルに なってきているらしいけど、メインダイニングでの食事は結構高級価格であることを お忘れ無く。それだけ美味しいけど……。 温泉だけを楽しみたいなら、富士屋ホテルからも近い公衆温泉浴場の「太閤湯」が いい。入浴料300円で、駐車場も4台分だが無料で駐められる。 ここの温泉は宮ノ下産(笑)ではなくて底倉温泉から引湯。じつは蛇骨川(じゃこつ) の川岸に太閤秀吉が掘らせたということでその跡らしきものもある。だから、 「太閤湯」という名称も由緒あるわけだ(笑)。蛇口から出るお湯は60度を超えるらしくて そのままでは入れないので水で薄めているよう。湯船も4、5人も入れば満杯だけど、 それだけに「袖振り合うも多生の縁」ではなくて「肌ふれ合うも多生の縁」と楽しむ 余裕でココの湯船には浸かりたいもの。プラス500円で休憩もできる。 駐車場は、町営の駐車場もあり、30分間なら無料で、以後30分100円なので、 迷惑駐車するぐらいなら、町営駐車場へ。また、昔のなごりなのか外国人向けだった 骨董屋さんも点在しているのでひやかしてみるのも一興かも。