JR吾妻線中之条駅からバスで50分ほどの場所にある温泉。江戸時代、旅の行者温泉坊宥明という人が発見した湯と伝えられ、古くは「法印の湯」と呼ばれた。やわらかい湯はアトピーや肌荒れに効果があるといわれている。
秘湯を守る会の会員旅館を泊まり歩いています。長寿館の予約が取れたのでドライブがてら先週行って来ました。水上ICで降りてガラス館と猿ヶ京温泉にある与謝野晶子の資料館へ寄ってから山道を通って一軒宿の長寿館へ到着。通された部屋はパンフレットの写真にある17番でした。お風呂は大浴場と女性専用、男性専用の3つあり、大浴場は源泉42℃浴槽41℃の掛け流しで時間帯別に男女専用となりますが基本的には混浴で浴槽の底には丸い石が敷き詰めてありその間からお湯が湧き出ています。私と友人夫婦も何年振りかで混浴を楽しみました。外国人の若いペアも平気で混浴を楽しんでいます。2つの専用浴場は源泉27℃程度の沸かし湯です。女性は3つのお風呂を楽しめますが男性は2箇所しか使えません。夕食は鹿の刺身、上州牛、岩魚など普段はなかなか食べる事ができない珍しい品々が出ました。朝食も美味しいです。流石、昔、上原謙と高峰ミエコがフルムーンブームを起こした宿でした。チェックアウト後、須川宿にある匠の里を巡り、美味しい酒肴(唐辛子の醤油漬け、納豆、コンニャクの味噌漬け等)や野菜を買って国道17号線を使って苗場を通り、湯沢ICから帰宅しました。満足感一杯の温泉でした。