吾妻川に沿って立ち並ぶひなびた温泉地として知られていたが、ダム建設の進展に伴い、高台の代替地に数軒の旅館と共同浴場「王湯」が移転し、営業を再開している。
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町川原湯 |
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交通 | JR吾妻線川原湯温泉駅から徒歩20分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 川原湯温泉組合 |
お湯の泉質 | その他(含硫黄-塩化物・硫酸塩泉ほか) |
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源泉の数 | 4 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | ほのかな硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 中性 |
源泉の温度 | 36~71.6度 |
温泉巡りが大好きな仲間と、川原湯温泉郷へ行ってきました。ここは、なんと2011年にはダムに沈んでしまうそうで、じきに引越しをするそうです。源頼朝が発見したともいわれている由緒ある温泉街。江戸時代に“草津の上がり湯”として、湯治客で栄えていたそうです。今はひなびた感じの雰囲気でレトロな町並みでしたが、もう、店を閉めている所も。 温泉街には共同風呂がいくつかあり、その中で、源氏の紋所“ササリンドウ”が刻まれている共同浴場「王湯」と男女別の内湯と露天風呂があって、300円。安くい共同浴場で露天風呂があると、ホント、得したような気分になります。ただ、共同浴場のお湯って熱い所が多いんですよね。私が入ったとき「王湯」、けっこう熱くて、のんびり長湯…って感じではなかったです。小さめのタイルの内湯、いい雰囲気でしたよ。お湯は透明で、硫黄のにおいがしました。もちろん源泉かけ流しということです。露天風呂には、一度服を着て階段を下りたところにあり、小さめの岩作りのお風呂で緑鮮やかです。 男性陣は、さらにもう一風呂。大沢橋近くの「聖天様露天風呂」へ(100円)。屋根付の混浴露天風呂だそうです。彼らが露天風呂に入っている間、私たちは、大湯のそばの「新川原湯源泉」を見に行きました。「卵を持って行けば温泉卵をつくれる」ということで、卵の買出しに。かごに入れて温泉卵を待っていると、ワクワクしますね。温泉街でつくる温泉卵って家で作って食べるより、やっぱりおいしい! ここには源泉からのお湯で入れる足湯も。ちょっと熱かったので、足を浸したり、外に出してみたりしながら、のんびりと雑談。日ごろのストレスを発散して和んじゃいました。この源泉のあたりは、ダムに沈まないようです。