道央（十勝・大雪山・層雲峡）

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十勝の名所＆名物を楽しむ

幸福を求めて全国各地、海外から観光客が訪れる、幸福駅

旧国鉄広尾線の駅跡。1973年にTV番組で紹介され、愛国駅から幸福駅行きの切符が「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一大ブームとなり、有名に。1987年に旧国鉄広尾線は廃止されたが、小さな木造駅舎、板張りのプラットホーム、ディーゼルの車両2両が残され、当時を物語るように展示されている。今も観光客が後を絶たないほど人気。駅舎の壁には訪れた人たちのメッセージがびっしりと貼られており、よく見ると幸福になりたいカップルたちのメッセージや写真が多い。愛国駅へは帯広方面へ向かい車で10分ほど。愛国駅の駅舎内には思い出の鉄道用具などの資料を展示している。2008年には幸福駅と愛国駅が、NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地」に選定された。

幸福駅

電話:0155-22-8600（帯広観光コンベンション協会）
営業時間:見学自由
入場料:無料
アクセス:JR帯広駅から車で30分
駐車場:31台（無料）
住所:北海道帯広市幸福町東1線

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幸福駅の駅舎前に売店があり、愛国駅から幸福駅行きの切符のレプリカを買うことができる。訪れた日の日付入りなので記念に大人気。また、愛国駅から幸福駅行きの切符をモチーフにしたキーホルダーなども売っている。

開拓の農耕馬が力を競う帯広競馬場のレース

世界で唯一ばんえい競馬を通年開催している競馬場。ばんえい競馬とは、鉄ソリを農耕馬に曳かせ、2カ所の障害（坂）のある直線コースを競うレース。北海道開拓の農民たちがお祭りとして楽しんでいたものが原形だ。レースの開催は毎週土曜日～月曜日の3日間。ただし時期により開催時間が異なるので注意を。馬券は100円～。場内に馬やポニーがいるふれあい動物園があるほか、敷地内に馬の資料館（200円）もある。

帯広競馬場

電話:0155-34-0825
営業時間:レース開催：通常は11時20分～、5月中旬～6月中旬と9月下旬～10月中旬は薄暮開催12時30分～、6月下旬～9月中旬はナイター開催14時30分～。開催時間は6時間
定休日:土曜日～月曜日のみレース開催
入場料:レース開催日のみ100円
アクセス:JR帯広駅から車で7分
駐車場:1500台（無料）
住所:北海道帯広市西13条南9丁目

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シンプルisベストの名物元祖豚丼のぱんちょう

帯広名物の豚丼を出す店は多いが、なかでも一番人気が高く行列ができるのは元祖豚丼のぱんちょう。先代が十勝の豚を使っておいしい料理ができないかと試行錯誤して完成させた料理だ。厚切りの豚ロースを備長炭で網焼きし、甘辛のタレを絡めてご飯の上にのせた丼もの。創業の昭和8年から変わらぬ味を守り続けている。メニューは豚丼のみで、豚肉の枚数により値段が異なり4枚の松850円～。一番人気は6枚の梅1050円。

元祖豚丼のぱんちょう

電話:0155-22-1974
営業時間:11時～19時
定休日:月曜日、第1・3火曜日（祝日の場合は翌平日）
アクセス:JR帯広駅から徒歩2分
駐車場:なし
住所:北海道帯広市西1南11

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白樺林と展望台が魅力の家畜改良センター十勝牧場

総面積4100haの牧場。牛、馬、めん羊など家畜の改良を行う施設だが、敷地内には十勝平野を一望できる展望台、直線1.3kmの白樺並木、樹齢500年を超える柏の木など、観光スポットも点在。放牧されている馬を見ることができたり、運が良ければエゾリス、野ウサギ、キタキツネ、エゾシカなど野生動物にも出会えるかもしれない。また、4月の福寿草、GW頃のコブシなど花も楽しめる。ただし畜舎地区内は進入禁止なので注意を。

家畜改良センター十勝牧場