宮城県の松島、広島の厳島と並び、「日本三景」とうたわれる名勝地「天橋立」。南側からの眺望は、龍に見立てた天橋立が天に昇るように見えることから、「飛龍観」と呼ばれ人気となっている。この名勝を一望できる高台に建つのが『ホテル北野屋』だ。全客室の窓から天橋立を望めるのが最大の特長。また、周囲を自然に囲まれており、野趣あふれる露天風呂や旬の素材を使った料理を堪能できるなど、四季折々の楽しみ方ができる。
部屋に入ったら、まずは窓辺へ。窓を開ければ、横一文字に走る天橋立の風景が出迎えてくれる。30室あるすべての客室からこの絶景を望める。日の出から日没までの間、刻々と表情を変えるその風景は、見つめる者の心を静かに癒してくれる。客室は落ち着いた佇まいの和室が中心で、露天風呂付和室も人気。御影石を掘り込んだ湯船は天橋立温泉のお湯との相性もよく、プライベート空間を独り占めしてゆったりとくつろぎながら、日頃の疲れを癒せる。
肌にやさしい“美人の湯”として人気の天橋立温泉の源泉を楽しめるのは、男女1ヵ所ずつの大浴場と、2ヵ所ずつある露天風呂。広々とした大浴場に続いて豊かな自然に抱かれた森林庭園露天風呂がある。緑のシャワーで森林浴をしながら源泉に身をゆだねれば、心身ともにゆったりとリラックスできる。ガーデンテラス付の貸切露天風呂は檜の浴室に御影石の浴槽でバリアフリー。半露天となっており、こちらも風景を楽しみながら入浴できる。
丹後の“美味”をテーマに、季節ごとに厳選した天橋立の素材を贅沢な会席料理で堪能できる。春には、宮津でとれる鰆などの魚介類や筍やワラビなど旬の山菜。夏には、岩ガキやアワビなど旬の海鮮素材。秋には松茸や丹後和牛など。冬には、松葉ガニやズワイガニのほか宮津の名物ブリシャブなど。四季の彩り豊かな旬の素材を、見た目にも鮮やかに盛り付けた会席料理は、食欲を満足させるだけでなく心をも満たしてくれるはずだ。
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