投稿者：真田幸村
総合評価： 4点

落ち着いた雰囲気で芸術の秋にピッタリ。白を基調としたステキな建物の中で有名な絵画を堪能できる。

投稿者：ryoma
総合評価： 3点

　箱根湯本からクルマでこの美術館目指すと指示看板どおりに行けば迷うことなく行き着けるのだが、強羅から仙石原に向かうあたりから、舗装はしてあるが寂しい山道となるのでなんとなく不安になる。その不安になりつつ、我慢して(笑)進むと、左手にバス用のロータリー、右手にガラス張りのオシャレなバスの停留所がある。その先にこれまたガラス張りの大きな建物が木々の間に見える。これが「ポーラ美術館」だ。　コレクションは総数約9500点は、ポーラグループのオーナーだった鈴木常司氏が40年余をかけて収集した美術作品なんだそうだ。見ればわかるがこれが個人の持ち物だったと思うとそのセレブな生活は想像もできない(笑)。　コレクションの中心となるのは、19世紀フランス印象派やエコール・ド・パリなどの絵画400点。このほか日本の洋画、日本画、東洋陶磁、日本の近現代陶磁、ガラス工芸、そして化粧道具まである。　なんとなく建物も含めて全体的に中間色の多いアンニュイなイメージ(笑)で統一されているように感じる。女性が好みそうな感じだ。　なお、今年(07年)の春から秋は、「花の絵画」とガラス工芸の「エミール・ガレ」の作品が開館5周年記念として展示されている。落ち着いた目の保養にはほんとにいい気分の美術館といえそうだ。