層雲峡では一番の高台に、7階建ての西館、5階建ての東館、大浴場「チニタの湯」がある南館、「天華の湯」とレストラン「トップオブキャニオン」のパブリックスペースだけの大雪山荘が並び建つ大型旅館だ。客室数は181室の和室を中心に、全部で216室を擁する。団体旅館のイメージを払拭した西館6階の特別フロアで展望風呂付き和洋室10室を備える「和房雪花」、カジュアル感覚の和洋室と洋室がある西館5階フロアの「雪ほたる」の存在が熱い視線を集めている。
充実した風呂はいずれも男女別で、温度差をつけた3つの湯船がある南館1階の「チニタの湯」、層雲峡の岩峰や渓谷が望める西館最上階の7階に展望大浴場と展望露天風呂がある「大雪乃湯」、大雪山荘3階に内湯と展望露天風呂を備えた「天華の湯」の計3ヵ所ある。いずれの浴場も個性的で異なった趣があり、館内でのハシゴ湯が楽しみだ。「大雪乃湯」の男性用展望露天風呂からは大雪の山々も望める。写真は「天華の湯」の男性用展望露天風呂。
料理も好評だ。夕食は、客室に運ばれる「彩峡会席膳」のほか、プランによってレストラン「石狩」でのバイキング、和室に泊まって部屋食を選ばない客や「雪ほたる」の利用客に用意されるレストラン「トップオブキャニオン」での和洋創作料理、そして客室フロアでは最上階の西館6階「和房雪花」に泊まった客に用意される和房ダイニング「季饗庵」での和食創作料理など、それぞれの会場で創意と工夫を凝らした北海道の味覚が堪能できる。
個人客向きの部屋を造りたくて、大型ホテルの中の旅館をイメージした「和房雪花」につづき、今春には温泉旅館をもっとカジュアル感覚で楽しめる新フロア「雪ほたる」をご用意しました。この自信作に、ぜひ一度お泊まりください。(専務取締役の西野目智弘さん)
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