昭和4年に歌人・丹羽洋岳が開湯した、南八甲田の自然に抱かれた秘湯。ランプの宿で有名で、客室や大浴場、廊下を照らすランプの光が幻想的な雰囲気をかもしだしている。
住所 | 青森県黒石市沖浦青荷沢滝ノ上 |
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交通 | 弘南鉄道弘南線黒石駅から弘南バス虹の湖公園行きで30分、終点下車、タクシーで15分(送迎あり、定時便、予約制) |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ |
お湯の泉質 | 単純温泉(単純温泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭ほのかな独特のにおい |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 6.7中性 |
源泉の温度 | 48度 |
夕食の時間まで、たくさんある露天風呂にあちこちつかりながら楽しみます。やはり、ランプに火が灯り始める頃からが秀逸です。山あいのくぼ地に佇む施設なので、辺りは一気に暗くなり、食堂の中もほんのりとランプに照らし出されてゆきます。ランプを消して眠りに就く頃には、森は静かな静かな闇の中に包まれます。普段、『街』に暮らしていると想像すらできないほどの暗闇と静けさの中、眠りにつきました。明け方近く、カンカンともコ−ンコ−ンともつかぬ動物の鳴き声。夜明けとともに内風呂で一緒になった方に聞いたのですが、な、なんと、野生の鹿なのだそうです。本当に山の中なのだと実感させられた出来事でした。食べ物は山菜などの地のものが中心でいたってシンプルですが、おいしく頂きました。皆さんも、闇とランプと静けさの宿へどうぞ。