湯河原は古くから温泉が湧き、江戸時代には湯治場として知られるようになった。行基や源頼朝なども湯につかったといわれる。効能は神経痛、外傷、婦人病。
住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上 |
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交通 | JR東海道本線湯河原駅から箱根登山バスまたは伊豆箱根バス奥湯河原方面行きで19分、奥湯河原入口下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 湯河原駅前観光案内所 |
お湯の泉質 | 塩化物泉(ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉) |
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源泉の数 | 1,520 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 8.4弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 60~90度 |
湯河原よりさらに上流3㎞先へ向かい不動滝を過ぎてさらに上あたりを差すようだ。 かなり山奥へやってきたという感じがする(笑)。はっきりいってなーんもない! あるのは、渓谷の木々とせせらぎと静けさだけ。でも、それがたっぷりあると これは貴重で癒しそのものの温泉場というべきかもしれない。 古くは日露戦争後、傷を負った兵士たちが療養に滞在した"傷なおしの湯"だった そうだ。その後は宇野千代、林芙美子、小林秀雄、水上勉など文化人に愛された とか。温泉旅館としては「山翠楼」や「青巒荘」、文化人に愛された「加満田」などが ある。高級、老舗旅館風が多いようだ。ちょっと立ち寄り湯という雰囲気ではないの が残念だが、青巒荘では昼食付きの「入浴プラン」が5350円であるので利用したい。 また渓流では入漁料がいるが釣りができ、ヤマメなどが放流されているようなので 腕に自信がある方は試してみるのもいいかもしれない。