万葉の時代から人々に親しまれてきた関東屈指の温泉地は、標高800mの地に位置する。シンボルである石段街の途中には、与謝野晶子の「伊香保の街」が刻まれており、その両脇に軒を連ねるみやげ店や飲食店が温泉情緒をいっそう盛り上げる。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保 |
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交通 | JR上越線渋川駅から関越交通伊香保温泉行きバスで30分、終点下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 渋川伊香保温泉観光協会 |
お湯の泉質 | その他(硫酸塩泉、メタケイ酸含有泉) |
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源泉の数 | 13 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できます(飲泉所のみ、鉄味) |
源泉のpH値 | 中性 |
源泉の温度 | 14~65度 |
名湯と石段街で、湯旅の時を紡ぐ
1400年以上も前に温泉が湧き出したといわれる名湯、伊香保温泉。赤茶色の“黄金(こがね)の湯”が広く知られているが、平成になって新たに“白銀(しろがね)の湯”も開発された。伊香保ではこれらの名湯をゆったり味わうとともに、名物・石段街の散策や竹久夢二記念館巡りなどで、のんびり時を紡ぎたい。
昨年、社員旅行で伊香保温泉に行きました。 宿泊したホテルにも温泉はありましたが、 ガイドブックに載っていた、 源泉地にある「伊香保温泉露天風呂」へ行くことに。 他の女性陣は酔っ払ってしまって「歩くのが面倒!」ということで、 数人の男性陣に混じって、いざ出発 伊香保温泉街の石段を登り、さらに道を奥に進んでいくと、 ドーム状のガラス(?)で覆われた源泉があり、 源泉がのぞけるようになっていました。 そばには、温泉が飲める「飲泉所」も。 コップも置いてあったので、飲んでみましたが、 一口飲んだ感想は、鉄くさ~い 決して、ゴクゴク飲めるものではありませんでした。 まさに、良薬は口に苦し。温泉も同じですね。 源泉かけながしの露天風呂ということで、 ワクワクしながら「伊香保温泉露天風呂」へ。 内風呂がなく、小さな脱衣所からすぐ露天風呂という感じです。 女風呂は空いていて、わたしを含めて4人。 先に入っていた親切なおばさんが、 「バスタオルを脱衣所の壁にかけておくと、 風呂から上がった後、すぐに使えて便利だよ~!」 …と、大きな声で教えてくれました(苦笑) 湯船は、熱めとやや温めの2つ。 茶色く濁ったお湯で、肌がスベスベする感じです。 天気がよくて、目の前の緑が爽やか。 すっかり、リラックスできました。 シャンプーも石鹸も、もちろんシャワーもない。 ただ、湯船につかるだけ。 設備の整った温泉もいいけど、 たまには、こんな温泉もいいな…と思いました。