昔から万病に効果があり「3度の飯を食わずとも治る」というところからその名がついた。茶臼岳の9合目からは2時間半歩くことになるが、山深い秘境のいで湯は格別だ。
ポイントは、車では行けない秘湯!電気も来ないこの温泉はまさしく秘湯の雰囲気が残っている。歴史を感じる秘湯!江戸時代は賑わっていたが今は街道も廃れ2軒の旅館があるだけである。江戸時代に那須の裏側に街道が開かれた。会津と宇都宮を結ぶ会津西街道の宿場が三斗小屋宿である。絶景の露天風呂!宿から一段高いところに石で囲った露天風呂がある。小さい脱衣小屋があるのみで、周囲に遮るものはない。混浴。女性専用時間あり。登山客がロジングポイントとして宿泊するための宿である。日帰り入浴はなく、殆ど貸切状態で入浴できるので女性も気にせずに入れる。もっとも、登山道にある宿なので日帰り入浴が不可能。お湯をなめてみると薄い昆布茶の味がする。湯船に仕切があるので、お湯が冷めて丁度良い温度になる。ゆっくり浸かって遠くの山を見渡すと心が晴れ晴れする。内風呂も混浴。大きな湯船は三つに仕切られている。こちらも熱い源泉をうまく冷ます仕掛け。静かにお湯に浸かると、とてもくつろげる。別に女性専用の内風呂がある。ただし湯船は1畳程度。辿りついてお湯に浸かると秘湯らしくゆっくり時間が流れる。