慶長年間に隆盛を極めた延沢銀山の坑夫によって発見。大正時代の街並みが残り、文化財級の木造建造物が軒を連ねる様は見事で、夜になるとガス灯が暖かな光を放ち、さらに幻想的な景色が広がる。
住所 | 山形県尾花沢市銀山温泉 |
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交通 | JR山形新幹線大石田駅からはながさバス銀山温泉行きで40分、終点下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 銀山温泉観光案内所 |
お湯の泉質 | その他(ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉ほか) |
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源泉の数 | 3 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | ほのかな硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 6.6中性 |
源泉の温度 | 63.8度 |
「やたら観光化してどやどやした温泉街はもうたくさん!」という向きには、銀山温泉は一度は行っておいても良い心休まる温泉街でしょう。 そして、どうせ泊まるなら、外せないのが能登屋旅館。 旅館街自体のたたずまいその物が、現代の都会の喧騒からタイムスリップしたかの様な雰囲気を漂わせ、この上無い安堵の心を目覚めさせてくれます。 その中にあって、明治25年(1892年)創業と言われる能登屋旅館の建物は、国の登録文化財に指定されていることもあり、極めて古風なたたずまいで異彩を放っています。 果たして、他にこの様な温泉旅館があったでありましょうか。。。 そして、この温泉旅館に泊まったなら、何と言ってもここの売りは洞窟風呂ではないでしょうか。 「洞窟」というところからも、決して明るいイメージではありませんが、何か温泉の神秘性を感じさせてくれる、趣のある温泉風呂ではないかと思います。 料理は手堅くボリューム万点で、ダイエットにはならないかもしれません。。。 また、温泉街の川を上流へと足を踏み入れれば、銀鉱山名残の白銀滝、銀鉱跡の散策を愉しむことも出来ることでしょう。