100余年前に灌漑用の井戸を掘った際に湧き出た温泉。湯量の豊富さは折り紙付き。温泉街の周囲は田園風景やさくらんぼ畑といったのどかな環境だ。共同浴場も多い。
「さくらんぼ東根温泉」の中でも比較的、新しい宿のひとつです。 私がよく利用するのが、こちらの宿の日帰り温泉「小松の湯」。宿に隣接し、宿からも行き来できますが、入口が別に設けられていて、お風呂も宿のものとは別にあります(宿泊客はこちらのお湯に入るのも自由だそうです)。露天風呂もあります。 こちらのお湯は、かなり熱めです。内湯に数分浸かるだけで、体の芯から温まります。冬には、その後、露天風呂に移動し、足だけ浸けて寒風に体をさらすのがたまりません。 「小松の湯」の入口には、温泉卵が作れる釜が用意されています。といっても、ここで売っているわけではありません。卵は持参します。それを温泉に浸かる前に釜へ入れておくと、お湯から上がるころにはちょうどいい温泉卵ができているという仕組みです。 「石亭 小松」には先日、初めて足を踏み入れました。館内のいたるところに絵(日本画が多かったです)が飾られていて、ちょっとした美術館のようでした。一緒に行った、日本画好きの人曰く、名だたる人の作品が多いということです。