いたるところから湯けむりが上がり、別府八湯のなかでもいちばん温泉地らしい雰囲気が味わえる。市営温泉の「鉄輪むし湯」があるあたりが鉄輪の中心地で、「貸し間」の看板を掲げる自炊専門の宿が健在するほか、素朴な民宿も多く、湯治場風情が漂う。
住所 | 大分県別府市鉄輪 |
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交通 | JR日豊本線別府駅から亀の井バス鉄輪行きで20分、終点下車、徒歩5分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 別府市観光協会(土・日曜、祝日は0977-24-2838) |
お湯の泉質 | 塩化物泉(塩化物泉、単純温泉ほか) |
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源泉の数 | -- |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭(ほぼ無臭ほか) |
源泉の飲泉 | できません(施設により異なる、中塩味) |
源泉のpH値 | 弱酸性 |
源泉の温度 | 81.7~99.5度ほか |
なだらかな坂に沿って、これでもかというぐらいの湯けむりが、立ち上っている景観は思わず言葉を失ってしまうほどでした。 鉄輪温泉は地獄めぐりがある場所でもあり、かって地獄とよばれた場所だけあって地球の普段みることのできない顔が身近に体験できる場所でもあると思います。別府の町の中でももっとも湯けむりの上がる場所であり、一般の家庭のお風呂も温泉、流れる川さえも温泉がながれている、ものすごいなと思いました。 私たちは国道沿いにあり、とても便利な場所にある、おにやまホテルというところに宿を決めてチェックインをし鉄輪温泉を楽しむことにしました。鉄輪温泉には地獄めぐりをはじめとして、古い温泉街の町並みなど見所が多いので、早速、散歩をしてみました。路地裏に広がるお土産屋さんなどの古い町並みや、湯けむり立ち上る光景は落ち着きがあり、日頃、都会の喧騒の中で過ごしている私はとても癒される思いが湧き上がってきました。鉄輪温泉街には外湯なども十二分に楽しめる施設があり、その中でも昨年、リニューアルされたばかりのむし湯が体験できる「鉄輪むし湯」や、あらゆる種類のお風呂が楽しめる「ひょうたん温泉」などおすすめの施設があります。鉄輪温泉は地獄とは反対に温泉天国そのものです。ここには1ヶ月ぐらい、滞在したいなとおもってしまいました。