島原の乱の悲史を秘める原城跡の隣に建つ「原城温泉 真砂」。公共施設だが、洗練されたインテリアが好評で、開放的な大浴場からは庭園越しに天草の島影や普賢岳を見ることができる。
「原城温泉」は、長崎県島原半島の南端に位置しています。以前は、「南有馬町」と言っていましたが、最近、政府の市町村合併政策により周辺の町村が合併して現在は「南島原市」となっています。前置きが長くなりました。「原城温泉」は、その昔(江戸時代)に「島原の乱」が勃発した所として歴史上有名です。その島原の乱で、天草四郎時貞を擁して3万の人たちが立て籠もって戦ったのが、「原城」でした。現在は、城壁等は無く、有明海を見下ろす断崖絶壁に、城跡が残って公園になっています。正に、「兵どもが夢の跡」です。ここから、北を遠望すると雲仙岳が聳え立ち、南に目を向けると有明海の向こうに天草灘を彷彿として望むことができる−絶景のパノラマ。ここからは、小浜温泉が直ぐ近くにあり(車で約1時間)、雲仙温泉までも至近距離にあり、温泉めぐりには絶好のロケ−ションです。「原城温泉」へのアクセス:(鉄道);JR長崎本線・諫早から島原鉄道に乗車、原城駅下車 (宿泊施設);原城荘