瀬田川畔で昭和30(1955)年代後半に湧出した温泉。古湯の多い関西圏では新参の部類に入るが、温泉の少なかった滋賀では老舗といえる。紫式部が『源氏物語』の構想を練ったとされる石山寺の門前町に数件の旅館が並び建つ。