犬吠埼温泉イヌボウサキオンセン

９月のはじめ犬吠埼の温泉を訪ねました。 当日は、天候も何とか持ちこたえおり 銚子駅から単線の銚子電鉄にゆられてのどかな旅気分を 味わいながら終点の犬吠駅では「ぬれせんべい」を求め 周辺の観光をする傍らせんべいをかみしめながらしみじみ しておりました。海も穏やかで水平線もくっきりと湾曲して 見渡すことが出来ました。 夕食は海の幸が満載の「これでもか」と言うほどの・・・ 心に残る・・・はずだったのですが 天候は一変し、温泉に入りに行くと空は黒々としてもう少しで 海と空がくっつきそうになるくらい接近しておりました。 露天風呂は雨しぶきが舞い踊り温泉で火照った体に心地よく 荒れ狂う波が灯台に寄せては引き今にも飲み込もうと牙を 剥いており、見とれているうちに体が冷えてしまい湯船に 沈み体を暖め・・・と言うことを何回か繰り返し楽しみました。 のどかな旅を予定していたのですがこのような荒れ狂う天候でも 犬吠埼は絵になるなると感じ、宿を後にしました。