源泉掛け流しの小さな湯宿で、道内随一のラジウム含有量を誇り、高い効能が期待できる。風呂からは夕日や漁火などの幻想的な眺めを楽しむことができる。
住所 | 北海道島牧郡島牧村栄浜 |
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交通 | JR函館本線黒松内駅からニセコバス寿都行きで30分、終点でニセコバス栄浜行きに乗り換えて1時間、終点下車、徒歩5分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | モッタ海岸温泉旅館 |
お湯の泉質 | 硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 白濁色 |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できます(塩味) |
源泉のpH値 | 6.8中性 |
源泉の温度 | 56度 |
島牧村の海のそばなので塩分が多いのは予想できたのですが、硫黄の臭いもあり、青白い濁り湯でもあり、なかなか体験したことのない泉質でした。 見た目は普通の、ビジネス民宿みたいな感じ。脱衣所に入ると、どこか東北あたりの温泉場で嗅ぐような臭いがしてきて期待が持てます。浴室は男女別の内湯と露天風呂で、ともに細かい湯ノ花が舞う濁り湯が注がれています。これが、微妙に青白く濁っているのです。硫黄の臭いが浴室全体に広がり、だがお湯はかなり塩っぽい味がします。食塩泉+硫黄泉+青白い濁り湯なんて珍しいです。床や給湯口には温泉成分がびっちり。pH 6.7とほぼ中性、成分総計は食塩泉だけあって9.4g/kg。H2Sは0.9mgと微妙なさじ加減。いいですねえ。海沿いは透明な食塩泉が多いのに、モッタ海岸温泉はいい意味で裏切ってくれました。 露天風呂からは、海が一望です。近くの港に入っていく漁船の音も聞こえてくるし、漁業関係の人も入浴に来ました。温泉目的に行くのは難しいエリアですが一度行く価値のある泉質です。