ホテル・温泉旅館予約 > 温泉 > 温泉ガイド > 大人のお湯旅 山代温泉・山中温泉 > チェックアウト後を楽しむ「山中の湯と渓谷美と漆器」
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山中の湯と渓谷美と漆器
温泉街のシンボルとして愛される山中温泉総湯「菊の湯」
山中温泉は奈良時代に高僧行基が発見、戦国時代には廃れていたが、平安末期に能登の領主・長谷部信連が再び湯を発見して12軒の湯宿を開いたと伝わる。その中心にあった共同浴場がこの「菊の湯」で、江戸時代には松尾芭蕉が9日間も滞在し、「山中や 菊はたおらじ 湯のにほい」と詠んだ句にその名が由来する。山中温泉総湯「菊の湯」
編集部チェック!
「菊の湯」の女湯に隣接するのが、山中塗りの粋を集めて建設された山中座だ。毎週土・日曜、祝日の15時30分〜16時30分に、山中の芸妓さんによる山中節や四季の舞、獅子踊りなどの伝統芸能が鑑賞できる。この時間に合わせて、山中ならではの温泉情緒を満喫してみたい。観覧料は大人700円、小人350円。「菊の湯」入浴券付き1,000円。四季折々の表情を見せる鶴仙渓遊歩道で渓谷美を満喫
大聖寺川の深い谷がつくる渓谷で、北陸随一の渓谷美といわれる。遊歩道は下流の黒谷橋から上流のこおろぎ橋の間、川の右岸沿いに約1.3kmが整備されている。そのちょうど中間付近に勅使河原宏氏デザインのS字形の「あやとりはし」が架かっているので、ここを起点にして半分だけ歩く人も多い。平成20年4月には「あやとりはし」のすぐ上流の河原に川床(9月末までの9時30分〜16時30分開設、席料200円)が完成し、山中温泉出身の道場六三郎氏レシピによる「冷製抹茶しるこ」(川床とセットで500円)も楽しめる新名所となっている。鶴仙渓遊歩道
本ワサビとおこげの相性が抜群こんぱ亭・橋爪庵の釜飯懐石
「ゆげ街道」と名づけられた山中温泉のメインストリートにあり、釜飯一筋40年という名物店だ。元気いっぱいの女将・橋爪智栄さんの絶妙な会話と、生米から炊き上げる釜飯を目当てに訪れるリピーターが多い。こんぱ亭・橋爪庵
山中漆器の名品や即売品を展示山中漆器伝統産業会館
山中ブランドの名を高めたのが、安土桃山時代に越前の木地師からその技術が伝わったという伝統工芸品の山中漆器だ。ここでは人間国宝川北良造氏の作品をはじめとする名品のほか、日によっては伝統工芸士・山本實氏のろくろ挽きの実演も見学できる。山中漆器伝統産業会館
※2008年8月現在の情報です。掲載情報は変更される場合があります。
石川県のイベント情報
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